【広報・販促ご担当者様向け】写真を良くする簡単な修整ポイント

せっかく撮った写真が使えない…

印刷物に使用する写真でお困りのご担当者様はいらっしゃいませんか。最近では広報・販促のご担当者様ご自身で会社の行事やイベント等を記録し、印刷物に使用されるケースが多いかと思います。 しかし撮影後に「写真に青みがかっている」「写真に機密情報が写り込んでる」等の問題点に気がつき、会社案内や販促物での使用を諦められることも多いかと思います。 こうした場合、レタッチ(retouch)と呼ばれる 専門的な修整・加工を行うことで解決することができます。本記事では、専門的なレタッチではなく簡単な修整ポイントを3点ご紹介します。

1.色を整える

写真の色が、青や赤っぽくなってしまうケースはございませんか。
これはデジタルカメラの「ホワイトバランス」等、色味の設定を間違えた際などに起こる事象です。人の顔、飲食物等は色が異なると違和感を覚えやすいため、デザイン上の意図など特別な事情が無い限り最適に調整する必要があります。
また単体では写真への違和感を覚えにくいですが、他の写真とまとめて使用する際などは、統一感が無く目立つため、注意しましょう。

2.水平と垂直を取る

突発的な場面を手持ちで撮影された場合などは、水平や垂直が取れていないケースが多いです。
中でも建築物では水平と垂直の狂いが目立ちやすいため、こちらも特別な意図が無い限り修整が必要です。現在では携帯電話のアプリケ-ション等でも修整が可能ですが、自社のオフィスや社屋など重点的な写真は正確に修正することをお勧めします。※1


※1 ただし角度を調整後、四角形にトリミングという切り抜きの加工を行うため、サイズ(表示範囲)が小さくなります。

3.文字を消す

「書類に機密情報が写り込んでしまっている」「他社のロゴが写り込んでいる」等、撮影後に気がつかれるケースもあります。
特に販促物での使用に、モザイクや黒塗り等の処理は印象上、良くありません。この場合、範囲が小さければ背景などの周囲の情報をコピーして消すことで、違和感がないように修整することができます。
また、文字だけでなく人物や物等も消すことも可能ですが複雑なケースが多いため別途相談が必要です。

お困りの際は

いかがでしたか。簡単な例を三つ挙げました。
現在では個人でも簡単にアプリケーション等で写真を修整・加工することができますが、保存形式や画質等の問題により、印刷に不向きなデータになる可能性があり、注意しましょう。また専門的なレタッチでは「古い写真の退色を修整する」「人物の背景を変える」など、さまざまな問題を解決することができます。お困りの際は、まず写真やデザイン、印刷等を扱う専門会社にご相談ください。


※注意※
写真は著作物であり、加工や修整を行った写真は「二次的著作物」にあたります。また加工内容等によって被写体(写った人物)の肖像権の侵害にあたる可能性があります。事前に撮影者または被写体へ承諾等の調整を行いご依頼ください。
本ページの写真は実際の修整・加工例ではなくイメージです。

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