１９７５年、株式会社ＴＬＰ（旧・東京ラインプリンタ印刷株式会社）は当時の情報化社会のニーズに対応し、コンピュータ帳票（ビジネスフォーム）専門の印刷会社として設立しました。その後、ＩＣＴの進歩が印刷ビジネスを大きく変化させたことにともない、当社は、「データプリントサービス（ＤＰＳ）」を提供する環境を整備し、印刷をはじめデータ出力や加工を手掛け、大量の個人情報を扱うお客様のダイレクトコミュニケーションのご支援を通じて発展して参りました。

　近年、クラウド技術の進化そして、新型コロナウイルス感染症の拡大による行動の制約など、私達を取り巻くコミュニケーション環境は大きく変化し続けています。このような環境下にある「企業のマーケティング・コミュニーケーション領域」において当社が目指すことは、高度な印刷技術とＩＣＴ技術を組み合わせ、当社のお客様が発信したい情報をわかりやすく、タイムリーに、そして、情報を受ける相手のニーズに即したものとする方法をご提案しご支援することと考えています。

　また、企業がＩＣＴ技術を駆使し事務処理の合理化を急速に進める中で、当社は、印刷会社としてこれまで培ってきた技術を活かし、お客さまが自社で行っていた印刷や封入・封緘、発送業務などを受託し、好評をいただいております。今後は、この受託業務を拡大してお客さまとの関係性を深め“コア業務”にもサポートを広げるなど取り組んでいきたいと考えています。

　当社は、「ニーズの変化に対応した製品、サービスの開発・提供を通し、お客様のコミュニケーションとマーケティングに貢献する」ことを基軸として、皆様のお役に立てる企業を目指してまいります。今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役　社長執行役員 有野　正明