個人情報を隠す返信はがきとは?
返信はがきの利点とは
インターネットが普及した現在でも「返信はがき」を利用される機会は多いのではないでしょうか。 アンケートの送付や会員サービスへの登録、通信販売の購入などに返信はがきは利用されています。モニターや、ディスプレーなど受け手の表示環境に依存することがないため、幅広い世代や地域に向けられることが利点となっています。
個人情報の心配
また、フォーマルな内容と相性が良い「紙」として、株主総会の委任状などにも活用されています。
しかし、便利な返信はがきですが、お客さまが書いたものをそのまま送るため個人情報の流出に不安に感じる方もいます。個人情報を取り扱う企業の担当者の方にとっては、返信はがきは悩ましい側面もあるのではないでしょうか。
個人情報を隠すはがき (1)V型目隠しはがき
V型目隠しはがきは片面が粘着加工されており、剥離紙を剥がして記入面と張り合わせて目隠しすることができる目隠しDMです。
個人情報を隠すはがき (2)目隠しシール付きはがき
シールタイプでは往復はがきの面に目隠しシールをあらかじめ貼り付け、お客さまが送付する際に剥がしてお送りするタイプです。シールが黒で、透かしを防止することができます。
また、再貼り付けができない構造のシールもあります。これは第三者が無断でシールを剥がし、再び付け直す等の、のぞき見行為の隠蔽(いんぺい)を防ぐためです。これにより適切な担当者以外の閲覧を抑止することができます。
個人情報を隠すはがき (3)台紙一体型目隠し返信はがき
台紙一体のタイプではA4サイズなどの台紙から切り離し、シール面を剥がして折り返して目隠しします。
窓付きのフィルム封筒に封入することで、カタログなどと一緒に送る宛名台紙としてご利用いただくことができます。
こちらは返信はがきとシール面がつながっているため、目隠しシールのように剥がして接着する際のズレや別の場所に付けてしまうミスを少なくすることができます。
お客さま情報を事前に印字することでお客さまが記入する手間が省略され返信へのハードルを下げることができます。
シールだけでなく個人情報の取り扱いも重要
いかがでしたか。シールで個人情報を隠すことで、お客さまには安心して返信はがきを送って頂くことができるのではないでしょうか。
実は、目隠しシールはお客さまが企業へ返信する過程での第三者の閲覧を制限する予防策としての機能ではありますが、郵便局はもとより送付先が個人情報を取り扱うことができる適切な企業の体制、設備であれば担当者以外の目に触れる機会はありません。
そのため、返信はがきを受けとる企業の仕分けやデータ入力など、送付後の工程での個人情報の取り扱いは現実的に一層重要と言えるのではないでしょうか。
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