DMとデジタルを活用した販促方法

DMとデジタルメディア

DMとデジタルメディアと合わせることで、より効果的に、また今までアプローチできていなかった層にも情報を届けることができます。今回は販促担当者様に向けてデジタルとDMの活用方法を3点ご提案します。

1.DM×会員情報向けメールマガジンで休眠顧客を掘り起こす

会員向けのメールマガジンは有効な販促手段ですが、メーラーの自動振り分けや、端末のキャリアの違いなどにより、一部の会員に情報が正しく届いていないこともあります。こうした場合、郵送のDMを送ることによりメールマガジンでは反応が無かった顧客へのアプローチが可能となります。メールマガジンとDMの両方を合わせることでより包囲的なアプローチを期待できます。

例:アパレルブランドの会員  (「メールマガジン掲載商品10%OFF」をDMに掲載等)

2.DM×エリアマーケティングで特定の顧客へアプローチ

クーポンなどのオファーはアナログ、デジタルを問わず反応率を上げるため有効な手段とされています。特に小売店など商圏の決まった販促では、エリアマーケティングを活用したクーポン付きのDMがさらに有効です。エリアマーケティングDMでは、年齢や家族構成など特定のターゲットが多い地域を選んでDMを送ることができるため、ターゲットに合わせたクーポンを付けることで特定の顧客へ強いアプローチが可能です。
エリアマーケティングDMについては、過去の記事「ばらまきチラシよりも効果的な販促方法とは」にてご紹介しています。

例:自動車ディーラー DM(クーポン:契約特典でカーナビ無料等)

3.DM×Webページで多角的に顧客の興味を起こす

不動産や宝石などの単価が高い商材は、すぐに購入に結び付くことはないかと思います。こうした場合はDMを使って顧客の興味を徐々に高めていく方法も有効です。DMであれば住まいに直接届くことで、家族全員に興味をもって頂くことができ、Webページに誘導する流れを作ることで、より詳細な商品の説明を行う事が可能です。
また、DMにパラメーターを加えたQRコードを掲載し、Webページに誘導することにより開封者の数も把握する事ができるため、効果測定にも活かすことができます。

例:マンションの紹介DM→Web上でムービー内覧会等

アプローチの可能性が広がります

昨今、オムニチャネルというキーワードが広がったように、デジタル×アナログの組み合わせによってより多くの顧客にアプローチの可能性が広がります。また近年、注目を集めるリードナーチャリング(接点があった顧客を、受注の可能性が高い顧客へと育成する営業方法)としても活用されています。この機会に、ぜひDMをさまざまな施策に掛け合わせ、効果を高めてください。

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